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♪レッスンの引き出し 身体編

立って弾くのが良いとは限らない

私は偏平足・開帳足です。
ゆえに立ったとき、大地にしっかり反発して立つことができません。

無意識にかかとへ重心をやってしまいます。
バイオリンを弾くときも、重力の方向・反重力の方向へエネルギーをうまく流せず、そのため胸郭を左右へのびやかに開くことができません。
身体を縮めないよう固めないよう、常に意識しています。

 

椅子に腰かけると、座骨が「足」がわりとなります。

ゆえに立っている時とは、違った体幹を構築できます。

足や脚にトラブルがある場合、その方が楽だったりします。

浅めに腰かけて、骨盤を立てましょう。

現代人は偏平足・開帳足が多い、ということは、

座った方が上手に弾けて、楽に弾ける身体感覚を掴みやすいケースも多いと思われます。

生徒さんによっては座ってレッスンを行う方、

座って弾いたり立って弾いたりする方、などおられます。

 

立ったり座ったりしながら弾くこともします。

あまり難しい演奏は出来ないので、解放弦のロングトーンなどをします。

この立ったり座ったりというのは、アレクサンダーテクニークの基本動作です。

レッスンに取り入れるのは難しいのですが、自分自身はよくやります。

 

 

跪座(きざ)の姿勢でバイオリンを弾くのも、良くやります。

跪座とはしゃがんだ姿勢で、膝を床について、かかとにお尻を乗せます。

スクワットもやります。(バイオリンを持って)

綱引きもやります。(バイオリンを置いて)

これらは子供に良く取り入れるのですが、

後ろで保護者さんが目を白黒させています。

だんだん何のレッスンか分からなくなってきますが、

身体が動かないとバイオリンは弾けないのです。

 

”筋トレをすればいいのですか?”

と良く聞かれます。違います。

”ストレッチ?”

違います。

鬼ごっこ、木登り、綱引き、和式トイレ、

などが良いのではないかと思います。

 

一番レッスンに取り入れてみたい動きは、腰割りの姿勢から歩くこと

(腰割りとは、お相撲さんが四股(しこ)を踏むときの姿勢)

ですが、まだしたことはありません。

大学の演劇部にいたときに、していました。

尻打ち、ルコックなど、日本的な身体の使い方・修練から取り入れた基礎練が多かったです。

 

 

足裏の話に戻ります。

この自分の足・脚で、どうしたらハイパフォーマンスな演奏が出来るか?

というのは大きな課題でした。

様々なメソッド・身体操作法を探しましたが、一番腑に落ちているのが

水口慶高さんという方のメソッドです。

 

「足についての本当の知識」 水口慶高 実業之日本社

もっと新しい著書もありますが、これが分かりやすい。

偏平足(外反母趾)の原因は、脚の過剰回内が原因だと説きます。

単に「偏平足で困っている」という方にもすごく役立つ本です。

 

脚の過剰回内を正すには、膝を「外側」且つ「上側」へ向けるよう意識すべし、とあります。

これが実践してみると、なかなか良いのです。

何人かの生徒さんにも試したことがあるのですが、

劇的に変わった方がおられました。

身体の使い方で弾きやすさが違ってくる、ということをリアルに理解したようです。

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