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♪音楽雑記

バイオリン弓の毛替え

大阪府豊中市にある絃楽器工房セレーノ。

阪急曽根駅から歩いて5分ほどのところにあります。

今日はこちらへバイオリン弓の毛替えに行ってきました。

 

店主で職人の藤井さんは、老舗「丸一商店」でうん十年修行したのち、独立されました。

20年前、私は先生の紹介で丸一商店へ毛替えに行き、そこからずーっと杉本さんという方にお世話になっています。

藤井さんは杉本さんの同僚です。

お2人は同世代で、丸一商店からの独立も同時期でした。

 

当時丸一商店の2階の工房では、(世界に名高い)奥野さん・馬場さんの直伝を受けた中堅~若手の職人さんたちが、ひしめき合って仕事をしていました。

私は会社勤めの傍ら土曜日になるといそいそと丸一へ行き、ここでバイオリンという工芸品について職人さんたちから様々なことを学びました。

納得のいく顎当てが無いため、丸カンナを貸してもらって顎当てを削ったりもしました。

古くなって取り外された箱いっぱいの顎当ては、私には宝の山でした。

 

 

藤井さんに毛替えを依頼したのは、ルッキを杉本さんが切らしていたからです。

ルッキは、通常使われるものよりグレードの高い馬毛で、馬の種類が違うそうです。

初めてルッキにしてもらった時、その弾き心地の素晴らしさに

”弓を買い換えたみたいです!” と杉本さんに言うと、

”みんなそう言うね~ん” と笑いながら返されました。

ルッキは太めで摩耗しにくいので、長持ちするとも言われています。

しかし藤井さんによると、良いと感じてもらえなかったお客様もいるそうです。

私も過去に、ルッキと同グレードで、いいと感じられなかった馬毛がありました。

色んな弦や松脂を試される方がおられますが、私の経験では、同じ投資するなら弓の毛がいいと思います。

 

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