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日々の暮らし

菌のはなし

梅雨前に仕込んだ梅ジュース・梅干し容器のなかで、微生物たちが活躍

しています。
2月の引っ越し後 いそいで仕込んだ味噌樽は、フタをあけてのぞいたら

麹菌がもこもこに!
ひえ~と叫びながら取りのぞいて、天地がえしをし、濃い塩水でかたく

絞った布巾をかけ、ラップしました。

味噌作りやパン作りをすると、バイオリン向きのてのひらになります。

 

最近いくつかビデオを撮りまして( 2020.05.232020.07.17 に掲載

しています )、右てのひらが鍛錬不足との気付きがありました。
軌道修正してみると、弓を引く感覚が良くなりました。
この気付きをブラッシュアップして定着させるには、少し身体を鍛える

必要があり、いくばくかの年月がかかりそうです。

 

パンは、南部小麦と、干柿酵母と、海塩で作ります。
中力粉なので ふわふわにはなりませんが、飽きない味です。
発酵食品を作るときは、素手のほうが美味しくできます。
てのひらに生息している常在菌が、酵母菌とかけあわさって、味わいが

増すからです。

もちろんきちゃない手はダメで、水洗いなどできれいにした手です。
消毒では、皮膚についた菌を殺し過ぎてしまいます。
皮膚には、多種多様な常在菌が生息しています。
「あなたの身体は9割が細菌」という本があるくらいです。

「キズ・ヤケドは消毒してはいけない」という本もいいですよ。

 

パン酵母で「白神こだま酵母」という商品があります。
天然から採取していますが、単一菌だそうです。
そう知ったとき、腑に落ちました。
ホシノ天然酵母や、ドイツの有機穀物で作った天然酵母の方が、自然な

感じがしたからです。

 

 

腸内細菌は、善玉菌2割・悪玉菌2割に日和見菌6割だけど、善玉菌が

優位に立ってると 日和見菌も善玉菌のように働く、という話を聞いた

ことはありませんか?
皮膚の常在菌も同じです。

常在菌のなかで善玉菌が優位に立っていると、外から侵入する病原菌を

防いでくれます。
実際、皮膚は腸壁・内臓壁とつながっています。

人間の体の構造は、「うきわ」のようなものなのです。

 

私は、土やヘナをさわって爪を黒くするので、手を洗うのに石けんは

必須です。
アレッポの石けんなど、市販のものを試していた頃は、手荒れが絶え

ませんでした。
友人が作った石けんにしてから、荒れなくなりました。
彼女自身、肌の弱さに悩まされて、自作しだしたものです。

 

身体や髪は、水や湯で流すのと、物理的ゴシゴシです。
常在菌は、皮脂の分解もしてくれます。

気がつけば、ゴシゴシは要らなくなってきています。
髪は、頭皮をマッサージしながらぬるま湯で洗ったあと、木酢液または

竹酢液でリンスしてから流すと、すっきりします。

大阪の心斎橋でひらかれている「ぐりぐりマルシェ」
ここで「松の力」という洗剤を売っていた女性から聞いた話です。
OL時代、毎日白いシャツに襟ジミがまっ黒だった。
自分が汚いのかと思って、お風呂のとき石けんで体をごしごし洗っていた。
OLをやめて白いシャツは着なくなったので、体を洗うのはお湯をかけ

るだけにしたら、襟ジミがなくなった。

 

 

どんな種類の常在菌を持っているかは、ひとりひとり違います。
母体、生活環境、育った地域から引き継ぐためです。
赤ちゃんは生まれるとき、お母さんの膣内の菌を 自分の皮膚にこすり

つけながら出てきます。
分娩のとき母体が便意をもよおすのも、便のなかの菌を赤ちゃんに引き

継ぐための自然の摂理です。
便の固形分の1/3は、腸内細菌ですから。

帝王切開となったため、便を事前に取っておいて、産まれたての赤ちゃ

んにこすりつけるよう病院側に頼んだ、という話も本で読みました。

 

おぎゃーと生まれるとき母親からもらったあとは、周囲の人やモノと

接触することによって、その人固有の菌分布を作っていきます。
赤ちゃんは虫歯菌を持っていないので、虫歯菌を持っている大人がほお

ずりしてはいけない、と言います。
歯に関する悩みが多い私も、虫歯菌をもらわず、あげず、生きれたら

良かったなと思いますが、そもそも菌は単一に存在することはありません。
善い菌と悪い菌を(完全に)選りわけることはできないし、腸内の日和

見菌のように 周囲の状況で善悪は変わるし、単一の菌だけをとりあげて

一喜一憂しないでおこうと思います。
農作物における虫も 同じだと思います。

 

 

近年アレルギー疾患が増えたのは、体から寄生虫がいなくなったから、

身辺から菌がいなくなりすぎたから、という説があります。
免疫機能が、攻撃する寄生虫や菌がいなくなったので、自分自身を攻撃

してしまう、ということです。
寄生虫は、アレルギー抑制物質を出しているそうで、そのエキスを投与

したり、回虫を身体にもどす治療法もあるようです。
肥満も、腸内細菌etcが関係する現代病と言われますが、20世紀最高と

称されるソプラノ歌手マリア・カラスは、痩せるためにサナダムシを

感染させていたそうです。

 

寄生虫 説は、間違ってはないが、アレルギー疾患の主要因ではない、と

言うお医者さんもいます。

何故わたしたちが寄生虫の駆除をしてきたかといえば、寄生虫によって

引き起こされる深刻な疾病があったからです。

 

 

「菌」とひとくくりにしましたが、小さい順に「ウイルス」「細菌」

「真菌」を指して、ここでは喋ってきました。
乳酸菌は細菌。

こわいものでいうと、大腸菌やサルモネラ菌など私たちがよく知って

いる病原菌はたいてい細菌。

酵母菌や麹菌、カビや白癬菌は真菌だそうです。

真菌の次に大きな生き物は、「原虫」「寄生虫」だそうです。
まあ人の決めたカテゴライズなので、技術の進歩とともに変容します。

 

いま「悪い奴」とされているピロリ菌も、40年前に発見されたて

ほやほやです。
何十年かたったら「良い奴」とされているかもしれません。
新型コロナウイルスが発見されたのも、科学技術が進歩したからで、

何十年か前であれば ”今年のインフルエンザはきついな~” って話で
終わってたかもしれません。

 

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