Blog

Blogブログ
Blogブログ
Blogブログ

♪レッスンの引き出し

始める年齢って、大事ですか?

始める「年齢」って、大事でしょうか?

大人になってから始める生徒さんの多くが、残念がります。

子供のころからやっていれば、って。

 

結論から言えば、「年齢」はあまり大切な要素ではありません。

プロを目指すのでなければ。

 

アマオケに行くと、いろんな経歴の方がおられます。

音大を出ている人もいるし、仕事をリタイヤしてから楽器を始めた方も

います。 さすがに60歳過ぎてのスタートで、子供のころから弾いて

きた人に追いつくのは無理でしょう。

しかし、中学/高校の器楽部からのスタートだけど、幼稚園から習って

いるより上手な子は幾人も見かけました。

中学/高校で始めた子より上手な、大人のレイトスターターさんもいました。

 

1986~1999年に、関西の大学オケ有志で結成・運営されていた

「ザ・シンフォニー・ユース・オーケストラ」というのがあります。

各大学から腕に自信のある強者 ~つまり幼稚園から弾いていたような~

が集まってきます。

そんな中で、大学1年からバイオリンを始めたのに、オーディションで

コンマス席を射止めた人もいます。

 

 

「才能」?

それも一番大事な要素ではありません。

音楽の「才能」って、なんでしょうか?

 

①音楽への感受性が高いこと。音楽の美しさを繊細に感じとれること。

②音の高さがわかること、リズムが取れること

③身体が楽器をじょうずに操れること。

 

①の能力は、バイオリンがやりたい!と思う全ての人に備わっています。

そうでなければ、そもそも、楽器を習いたいとは思わないはずです。

 

私はまだまだバイオリン・ビオラが上手になりたいですが、

「ああ、もっと才能があったらいいのに」

と嘆こうとは思いません。嘆くとしたら、

「ああ、もっと身体が動いたらいいのに」

③です。

 

③は「身体」「臓器」の問題です。

でも②も、脳という「臓器」の問題です。

 

 

「年齢」でもない、「才能」でもない。

では、なにを『持って』いれば上手くなるのでしょうか? それは

 

第1位 やる気

第2位 持続力(やり方)

第3位 身体能力(⊃才能)

 

です。

教室のレッスンには、3歳から70歳代までまんべんなく生徒さんが

いらっしゃいますが、どの世代でも共通です。

 

第3位の身体能力、年齢が若い方が高いでしょう?と思われるかもしれ

ませんが、意外とそうではありません。

 

これまで教えたなかで一番、バイオリンを構えたフォームに「才能」が

あったのは、60歳を過ぎた女性でした。 ”こんな感じですか?” と

言いながら構えた姿勢に、治すところはありませんでした。

弾きだすと崩れてくるので、本体を安定させる方法、弓を進める方向の

感じ方、などについて練習のやり方を教えました。

ところがその方は、「持続力」がありませんでした。

2回目のレッスンに来たとき、ふりだしに戻っていました。

3回目もそうでした。

 

弓をもつ指の関節の角度についても、1回の説明で ”腑に落ちた” と

言ってくれたのは、60代の男性でした。

子供時代にたくさん身体を動かしていたからかな、と思います。

 

身体能力が高くなくても、「やる気」と「持続力」のある生徒さんは

じりじりと上達していきます。

アンサンブルレッスンへの参加レベルに達した方が、何人もおられます。

 

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME> ブログ >始める年齢って、大事ですか?