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日々の暮らし

山田さんとホセ・ムヒカ

母屋の庭の、不思議な置き物です。↑

 

 

何曜日だったのか、平日だとしたら何故その時間に家にいたのか、

忘れてしまいました。

 

テレビをつけたら、黒衣の女性が 遺族代表のスピーチをしていました。
死者107名 負傷者562名を出したJR宝塚線脱線事故のちょうど1年後の2006年。

追悼式典の中継でした。

 

家族を失った悲しみ。JR西日本への憤り。

胸に迫ります。

 

2人目の遺族代表として、おじさまが登壇されました。
妻がいなくなった悲しみ。これからの自分の生き方への決意。

JR西日本へ向けられた言葉は、ありませんでした。

 

私は衝撃を受けました。

 

自分だったら、

JR西日本への憎しみを、どう言葉に表現したら伝わるか、

夜を徹して考えます。

おじさんは憎しみを感じないのだろうか?
その人の名前は、山田さんと言いました。

 

 

 

ホセ・ムヒカは、2010~2015年 南米ウルグアイの大統領だった人です。

 

若いころ活動家だったムヒカは、13年間投獄され、拷問を受けました。

”身柄を確保した際に殺せなかったから、これからお前らの頭をおかしくしてやる”

と。

 

しかし、政権交代による恩赦で釈放された3日後のスピーチに、報復の言葉はありませんでした。

許すこと、過去を乗り越えることの大切さを語ったのだそうです。

 

-憎しみは建設的な感情ではない

-憎しみは毒です

-誰も払わない負債を負うために、人生を送ることはできない

 

 

 

誰かから傷つけられるような事件がなくても、人は、自分と違う信念の他者に

憎しみを抱くことがあります。

 

左翼だったホセ・ムヒカは、こんな発言もしています。

これは猪突猛進な私には、非常に手痛い言葉です。

 

-思想であれ宗教であれ、狂信は、異質なものへの憎しみを生む

-異なるものに寛容であって初めて、人は幸せに生きることができる

 

 

 

ホセ・ムヒカは「世界でもっとも貧しい大統領」と呼ばれました。

彼のもっとも有名な発言は、

 

-私は貧乏ではない 質素なだけです

 

でしょう。またこうも言いました。

 

-貧乏とは、欲が限りなくて満足できない人のこと

-私は持っているもので贅沢に暮らすことができます

 

 

 

私の心のなかには、食べ物(富)が確保できていても、もっと確保して

おきたい、という気持ちがあります。
この気持ちとは、どう付きあったら、折りあったら、いいのでしょう?

言うまでもなく「食への欲」「富への欲」は、大切な生存欲求のひとつです。
生存の欲求がない種や個は、滅びてしまいます。

 

 

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