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♪レッスンの引き出し

バイオリンの 毛替えと調整に行ってきました。

バイオリンの毛替えと調整に行ってきました。
枚方市 樟葉の工房「Liuteria TAKASHI」

 

バイオリンを習っていると、この楽器の操作はミリ単位であることが
分かってくると思います。
左指の置く場所が1mm違うと音程が狂ってしまうし、弓の角度が
わずかに違うだけで音がかすれます。

 

しかしバイオリンのメンテナンスはコンマミリ単位。
クサビの削りカスなど、10枚重ねても1mmにならなそうです。

 

 

■今日はこんなことをしてもらいました。

 

♪弓の毛替え
毛量を2割ほど減らしてもらいました。
毛替え前の状態が、標準より2割ほど多かったとのこと。

 

♪弓先のティップ交換
以前からヒビが入っていたのですが、古い毛を取ったら割れていました。
ティップは薄いほど反応がいいのでしょうが、強度が落ちるので、

少しだけ厚めにしてくれました。

 

 

弓が軽くて速く動かせるようになりました。

弓元の折り返しがふらつきにくく、弓先もぴたりと吸い付きやすい。

 

腰の弱いオールド弓なので、毛量が少ない方が負荷も減ります。
私が現役のあいだ 弓には元気でいて欲しいので、竿にかかるテンションが
減ったのは大事なことです。

 

弓が軽くなったので、弓元で折り返したあとの音に、子音が付きにくい。
全体的に、しっかりした音を出したい場合は、少し重みが要るようになりました。
でもこの毛量が標準とのことなので、自分の弾き方を修正していきます。

 

 

 

 

■楽器のほうは、こんなことをしてもらいました。

 

♪ナットのE線の溝を削ってなめらかに

4弦の音を確認してもらうと、E線が少しピリついていました。

毎日聴いていると気づかないものですね。

 

♪魂柱の位置を少し駒寄りに

標準より少し駒から離れていたそう。

恐らく理由があってそうしてもらったのですが(もう忘れた)、

音がモサッとしていてレスポンスが悪いと感じていたので、

近づけてもらいました。

 

♪E線アジャスターのネジのサビを取ってもらった

もう古いんですかね、そろそろ交換かな、と私が言ったら点検してくれて、

ただサビていただけでした。(汗)

新品のようなスムーズは動きではありませんが、可動域が戻りました。

 

 

全体的に音がクリアになって、反応が良くなりました。
とくにD線G線の音がモサモサしていたのが、すっきり。
低音の雑味が減って 音色は平坦になったけど、発音はしやすくなりました。
レッスンにはこの状態が向いていると思います。

 

 

 

 

■最後に、今回は直さなかった保留事項。

 

♪弓のフロッグの貝スライドが浮いている
半月リングに押さえてもらう部分が、折れて無くなっているため。
(次回直してもらおうと思う。)

 

 

♪指板が下がって きており、E線側の弦高(指板から弦の高さ)が開いている。
とくに真ん中あたりが凹み気味だが、E線ハイポジションの高さは標準。

 

指板は、年月が経つと、左指で触っているところが凹んできます。
また、宙に浮いている駒側が下がってきます。

 

E線ハイポジションの高さは、低めに調整してもらったはずなので、

標準ということは下がってきているということ。

バイオリンは、白人男性が決めたサイズです。

日本人女性は、指板から弦の高さを低めにし、ネックも削ってもらうと、

弾きやすくなります。

 

どのくらい凹んだら、また下がったら、の判断は人それぞれですが、

何年かに一度オーバーホールが必要な箇所です。

指板を上げるのは大工事になりますが、駒の高さを変えることで

弦高を調節することもできます。

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