中川恵バイオリン・ビオラ教室
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同窓会づくし

同窓会づくし

2019/10/12

関西学院大学時代の部活の同窓会があり、私が1回生だったときの2~4回生メンバー10人弱が集まりました。うん十年ぶりでしたが、その人の持つ雰囲気というのは変わらないものですね。どの先輩も、さらに素敵な人柄になってるな、って思いました。

 

大学の部活と言うと、オケですか? と聞かれるのですが、演劇部です。関西学院大学のオケは活動が盛んで知られているようですね。って、卒業してから知りました。

演劇部はサークルではなく部活でしたので、何志望であっても役割を固定せず、役者もスタッフも経験しました。このとき制作・情宣・照明・音響など経験させてもらったことは、のちの人生にとても生かされています。

 

特にはまったのは照明。職種名で言うと「舞台照明」と言います。

 

役者志望が多いため、スタッフが好き!という人間は貴重で、社会人になってからもあちこちの劇団からお声がかかりました。扇町ミュージアムスクエア・オレンジルーム・アイホール・近鉄小ホールなどの演劇用の小屋から、カフェの一角、お寺の境内、野外テント etc。

そのうちプロの職業人の方から、現場に呼んでもらえるように。カラオケ、歌謡ショー、バレエ、吹奏楽、能 etc。毎週末どこかへ行っていました。

 

歌謡ショーなら歌謡ショーの、バレエならバレエの専門用語や独特の段取りにかんする知識がいります。仕込みやバラシに必要そうな工具を、イベントの内容から自分で考えて準備します。あの会場だったら機材はこんなものが揃っている、あのチーフだったらこういうことをやらされそうだ。歌謡ショーのピンスポットには88番の色を指示されなくても入れる。バレエのカーテンコールでは余ったピンスポはジョーゼットに当てる。会社の仕事よりずっとおもしろく、個人事業主たちの集まりである仕事場は魅力的でした。 

 

変わったところではアムウェイのイベントなんかもありました。

そのころ先輩からもらった道具入れの腰袋は、今は農作業袋になっています。

 

 

今年は同窓会が多く、新入社員で配属された職場の集まりもありました。週末の舞台照明のために平日会社に来ているような、全く仕事に熱心でない社員でしたが、課長も直属の上司も先輩たちも自由にさせてくれました。

 

平日の会社より、週末の舞台照明で会う人々のほうが私には波長が合いました。合わない会社・職場にいることに、ストレスを感じていました。

でも自由にさせてくれた、そのことを思い出し、自分が職場の諸先輩から気遣いを受けていたことを改めて認識しました。(その分というワケでもないのですが、30代は良く働いたと思います。)

 

「会社に勤める=自分らしく生きられない」と思っていました。でも今は、どこであっても、自分らしく生きることはできると思っています。

 

その場所にいる、その共同体に属しているということは、そこで期待される役をこなさなければならないのだ、と思っていました。それは違います。「自分がどうするか」と「他人がどう思うか」は、関係ないのです。

 

自分らしく生きて、その共同体の許容範囲を超えたら、自分から出てゆかなくても、自然と追い出されます。ひょっとしたら共同体の側が、新カマスの刺激を受けて、変わるかもしれません。いっぺん、そんな風に生きて、そんな体験をしてみたい。

 

 

翌13日、土地の神様「薪神社」へいつものようにお参りに行くと、何やら神事が執り行われていました。2年に1度の、瑞饋神輿(ずいきみこし)巡行の日でした。

 

五穀豊穣に感謝して、30種類の野菜・穀物で作られた神輿が、子供たちに担がれて市内を練り歩きます。巡行に先立って、境内の広場で舞われたお能を見ることができました。標題の写真はその時のものです。薪神社には「能楽発祥の碑」と刻まれた石碑があります。

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