中川恵バイオリン・ビオラ教室
お問い合わせはこちら

おいでませ 桜の井手町

おいでませ 桜の井手町

2020/04/04

桜満開の土曜日で、たくさんの人がお花見にやってきました。といっても、他人との距離が3m未満になることはない、ほどよい空間でした。

 

今日は、京田辺のホシノ天然酵母と南部小麦のパン屋さん「マテア」のおじさんおばさんと、川原でお花見です。はらはらと花弁が散り始め、川面を流れて行きます。お弁当も、桜弁当に早変わり。

 

 

私の新居を見にくるのを桜の時期にしようか、という企画だったのですが、部屋に上がってもらうのは延期にしました。

マテアは、4月から1~2か月お休みののち、お店を開く曜日をこれまでの半分くらいにするのだそうです。いままでは日曜から金曜まで週6日も開けていました。

工場から仕入れた冷凍生地を、自分の店で焼くだけで「自家製」と言って売るパン屋さんと違い、酵母をおこしてパン生地を発酵させる作り方で週6日というのは、休日がないも同然です。これまでお疲れ様でしたと、拍手したいです。

 

 

おばさんが、ののはな草木染アカデミーの「草木染教室 作品展」に興味があると言うので、おじさんを置いて2人で見にいきました。

 

中国の経典に「草木根皮これ小薬なり 鍼灸これ中薬なり 飲食衣服これ大薬なり」とあります。

「草木根皮」の部分を薬(漢方薬→西洋薬)とおきかえて解釈すると、薬より飲食・衣服の方が病に効くといっているのです。

さすがの私も、服が薬以上に効く??と思います。

しかし、デザインが良く着心地が悪いポリエステル100%の服を、自然素材で染めたら着心地が良くなった経験はあります。

薬を飲むことを「服用」と言いますが、本来は薬草で染めたものを着ることだったかも知れません。

男は狩猟採取が仕事だったので藍が、女は子供を産むので茜が適しています。それで男の子は青、女の子は赤、になったのではないでしょうか。

 

ののはな草木染アカデミーの作品展は、ハイレベルでした。

自分でも草木染め・ベンガラ染めをするので、草木染めの染まりにくさや、模様の出し方は知っています。よく色が出ていて、しっかり定着しているように見えます。素材の探し方、選び方、扱い方など、先生の知識・技術がすごいと思いました。

 

 

マテアさんとお別れしたあと、電動自転車で45分、京田辺市大住の竹林へ筍掘りに行きました。今年は少なくなく、多すぎもせず。しかし広さが半端ないので、3人でぜーぜー言いながら掘ります。ほっとくと竹になって、竹林を暗くしてしまいます。筍として食べるのは、竹林をいい状態で維持することにつながるのです。

初めて来たのは20年前、松井山手が開発されてまだあまり年数がたっていない頃でしたが、年々水と空気の巡りが悪くなる気がします。今年はハエがすごく、なにか自然のバランスが崩れているな、と感じました。

 

1月まで住んでいたマンションへ寄って、3戸へ配り、井手町に戻ってきて隣家へおすそ分けしました。明日から筍づくしだ!

 

 

 

— 4/2 —————————————

美しか~

何弁かわかりませんが、今日の桜は絶好調! 何日ぶりかにやっと太陽が顔を出しました。セキセイインコのみく(♂) と らな(♀) を移動用のカゴに入れて、いざお散歩へ!

 

 

普段写真はあまり撮らないのですが、今日はたくさん撮ってきました。

 

 

 

— 3/29 —————————————

会社員時代の上司が2人、あいつの引っ越し先はどんなとこやねん!と井手町を訪れてくれました。

我が家は、桜並木の始まりである町役場から、道中を4割ほど行ったところにあります。それより奥はまだ行ったことがありません。

ご案内せねばと、事前に「玉水駅前休憩所さくら」で地図をもらってきました。

 

山中さん(左) と  松本さん(右)

 

松本さんは、私が新入社員で配属されたときの課長さん、山中さんは隣の課の課長さんでした。

多くの部下から慕われる人柄で、今回お2人が遊びにこられるのだと幾人かの友人へ自慢?したところ、たいそう羨まし?がられました。

山中さんは大阪市堺区からですが、1時間40分でJR玉水駅に着いたそうです。枚方市に近い交野市から車できた松本さんは、25分とのこと。

 

 

桜並木は、町役場から東へ徒歩20分。玉川という渓流沿いにあります。人が少なくて、静かな田舎町の風情です。

途中でお弁当を売っているテントがありました。川べりへ降りれる階段がいくつもあり、例年はそこで宴会が繰り広げられるのだそうです。

 

まだ蕾が多いものの、どの樹もそれなりに開花しています。立派な大木が並んでいて、道幅も広くて歩きやすく、川も美しく、なるほどこれは沢山の人が訪れるワケだと思いました。

 

小野小町の碑

 

桜並木の東のはしっこから北上し、玉津岡神社へ向かいます。徒歩15分くらい。

途中 小野小町のお墓があったり、玉津岡神社の参道の途中には地蔵院というお寺があって、円山公園と同じ苗木のしだれ桜があります。

風は冷たいものの日差しが暖かい、散策日和の一日でした。

 

 

 

ゲストを駅までお送りしたあと、JR玉水駅のすぐ西側でやっている「4th 桜横丁」に立ち寄ってみました。

屋外ではホットドッグ、チキンライス、やきそば、たいやき等、屋内ではハンドメイドのアクサリー、手作りマスクなど布製品、桜横丁せんべい、チョコレート菓子、茶器とお茶、などが販売されています。

茶器のデザインが粋でかわいらしく、見入ってしまいました。オーガニックのお砂糖を使った手作りのフルーツソースが美しかったのですが、お財布を持っていませんでした。

建物の内装が、無垢材と珪藻土です。普段この場所はなんなのか尋ねたら、建築事務所とのこと。4月5日(日) まで開催されています。

 

 

帰宅してから母屋の生垣の剪定をしていると、花見に訪れた人から声をかけられます。

今年は提灯は自粛してるのか? 川沿いでお弁当を買いたかったけど無かった、などと話しかけられます。お花見気分が盛り上がる提灯、楽しみにしてくる人もいるんやなあ。

今年はごめんなさい、といっぱしの地元民のような顔をして、お詫びをします。

 

茂みの中に腕をつっこんで塵にまみれて剪定をしていると、目の前を小さな毛糸の塊のようなものが横切りました。

リス? 野ネズミ?

その小さな毛糸の塊には、くちばしと長い尻尾がついており、ピピと鳴きました。小鳥です。

手が届きそうな距離を2羽がパタパタと、数秒間遊ぶように跳ね回ったかと思うと、去ってゆきました。生垣と格闘しているご褒美だと思いました。

 

うちの子の写真で代用 らなちゃん 2歳 女の子

 

 

— 3/26 —————————————

家の前の玉川沿いの桜が、咲き始めています。週2~3回、京田辺市へレッスンに行くとき家から町役場までの桜並木を電動自転車で通るのですが、気持ちよくてうきうきします。

玉川のせせらぎも美しく、水面に桜の樹がうつっているのが見えます。コンクリートが多いのが残念ですが、川べりへ降りれる階段がところどころにあります。

 

地元のガス屋さんから、今年は普段通りの桜が見れるよ、いい時に越してきたね、と声をかけられました。

20年ほど前から提灯でライトアップするようになり、お花見の方が井手町に来てくれるのは嬉しいのですが、すこし騒がしかったそうです。

 

 

井手町は空間がたっぷりあって、人と人の距離もひらいています。地磁場がいいので、桜の樹も元気です。人の心や身体も、元気にしてくれると思います。

最寄り駅のJR玉水駅は、ホームも車内も空いています。3月29日(日) ~ 4月上旬が見頃でしょうか。

 

桜並木の 真ん中の少し南で、ののはな草木染アカデミー主催の「草木染教室 作品展」があるようです。中川先生んちのすぐ近くだー! と生徒がDMハガキを持ってきてくれました。

4月1日(水) ~ 4月6日(月) 10~16時(最終日は~12時)

生徒さんから インストラクターの課程を修了した方まで、40人以上の作品が並ぶみたいです。

 

 

何人かのブログを読んだらしき生徒さんから、”先生! あの家の前の樹、桜じゃないんですか!?”と言われました。

ほら、みんな桜だって思うよね。桜並木なんだから。とほほ。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。