中川恵バイオリン・ビオラ教室
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井手町 オーガニック巡り

井手町 オーガニック巡り

2020/06/30

お隣に「汐見商店」という小さな食料品店があります。

お野菜・果物・お惣菜・調味料などが売っている小さなお店です。井手町はスーパーマーケットがないので、ちょこちょこ買い物に来られる方がたくさんいます。

 

6月のとある日、「汐見商店」の木津川市に住んでいる娘さん、ヒロミさんが訪ねてきました。

 

呼鈴の音に玄関にでると快活そうな笑顔の女性が

「中川さんはオルター(無農薬の宅配)とってるんですか? 私は祇園でオーガニックレストランしてたことあるんです。」と言うではありませんか!

 

えーっ!

 

即 意気投合して、ながながと立ち話してしまいました。

 

 

その数日後、京田辺市のオーガニック友達の朋子さんから「井手町に気になるお店がある」との情報が。

そのお店の名前には 聞き覚えがありました。引っ越しの際、床に敷く無垢材を移設してもらった大工さんが「井手町で漆塗り職人さんのアトリエをリフォームしたとき、水道工事を頼んだ」と言っていたお店です。

 

井手町にきてから そのお店の前は何度か通っています。
そういえば表に「オーガニック」と書いてあったような。。しかし「水道工事」「LPガス」と掲げられている看板のイメージが強く、脳内でスルーされていました。

う~ん、気になる。
ヒロミさんに聞いてみると「豊富なオーガニック商品を取り扱っている、野菜もある」と。

 

おりしも京田辺の天然酵母パン「マテア」さん夫妻が遊びにくることになり、一緒に行ってみることにしました。

 

 

お昼前に集まって、まずは「おうどん屋さん 田中家」へ。知る人ぞ知る 穴場です。
店の前を通っても、どこに入口があるか分からない。

開いてるのか 閉まってるのか わからない。

前述の大工さんにも、「あのお店やってるんですか?行ってみたけど良く分からなかった」と尋ねられました。

 

おうどんは積極的に食べないのですが、ここは別格です。特に好きなのは、京都拉饂麺(きょうとらうめん)。添加物などで作りだしたおいしさとは違う味です。お塩は精製塩の味がしましたが、出汁にはこだわっているよう。なのに値段はフツーです。

 

写真は、我が教室の30m手前で撮ったもの。

左奥の電柱の向こうがわがバイオリン教室です。

「黄色い『おうどん屋さん 田中家』の看板から30m先です」 と説明したら、看板に従って左折した方がおられました。左折したらバイオリン教室へは辿りつけません。

 

ここまで読んで(バイオリン教室ではなく)「おうどんの田中家」へ行ってみたくなった方へ。

開いてるのか閉まってるのか、まずその見分け方ですが、電光掲示板が付いているときが開店中のようです。すごく目立たない電光掲示板なので、がんばって探しましょう! 電光掲示板の後ろがわに階段があって、上ったところにあるプレハブ造りの引き戸が入口です。

車は、階段の下か、道路向かいの空き地に停めれます。

 

 

お腹がいっぱいになったところで、オーガニックなものがあるお店をめぐります。まずは「むすび家カフェ」の少し東、野菜の無人売り場へ。

小屋の横に、ホームセンターで売っている有機肥料の袋が積んであります。棚には、じゃがいも、玉ねぎ、赤玉ねぎ、きゃべつ、きゅうり、なす、にんにく。すべて100円です。私は3本100円のキュウリを買いました。

 

後日写真を撮りにいったら、主の方にお会いしました。定年退職後のお父さんが、好きで作っているとのこと。娘さんは、井手町から京田辺市へ引っ越していったそうです。

私は井手町が好きで来たので(京田辺も好きだけど)、そう言うと、近所づきあいはセーフティーネットだよ(大意)と言って、斜めむかいの空き地で草むしりをはじめた奥さんと井戸端会議を始めました。

聞いていると、除草剤をまくと、枯れた草が 雨が降ったときに海藻のようになって、すべって危ないと言います。除草剤をやめてまた抜くんだけど、草が茂りだして間に合わなくなると除草剤をまく、と繰り返しだそうです。

刈るという選択肢はないのかな?

聞いてみれば良かった。

 

 

次にJR玉水駅前の「志木」へ。
元々は設計事務所・工務店で、最近はゲストハウスが主な事業のようです。上質な材をふんだんに使ってモダンに改装した古民家で、外国人のお客様に人気だとか。
井手町は、JR玉水駅からJR京都駅までの乗車時間は30分、JR奈良駅まで15分強。観光に便利な立地なのです。
それがコロナでお客様が減ってしまったこともあり、1階のスペースが常設の雑貨店としてオープンしました。
無垢材や珪藻土で施工されていて、シックで落ち着く空間です。2階までの吹き抜けで天井も高く、バイオリン演奏に向きそうです。ここが賑わったら すごくいい駅前になりそう。

 

和紙で作ったカワセミの灯り

 

そして、京田辺のオーガニック友達から情報が寄せられた「大西商店」へ。お店に足を踏み入れて、こだわり抜かれた本格的な品揃えにびっくり! 寺田本家のお酒や酒粕が置いてある。食品だけでなく洗剤や自然素材のファブリックも。お米の酵母でつくったビールなど、出会ったことのないものが置いてある。こんな辺鄙な町に!?(←めっちゃ失礼!)

オルターの注文を減らして、買いにきてみたいと思います。

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