中川恵バイオリン・ビオラ教室

京田辺バイオリン教室、アンサンブルレッスン課題曲のレッスンビデオ掲載

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レッスンビデオ シェヘラザード

レッスンビデオ シェヘラザード

2021/08/26

バイオリン教室 秋のアンサンブルレッスン。 

今年は9月20日(日) に、京田辺市の エチュードミュージックアカデミー京田辺 で予定しています。

枚方市や宇治市からお越しになる生徒さんも複数おられるため、春のアンサンブルレッスンとは場所をかえ、京田辺で開催することにしました。

 

 京都府 京田辺市 興戸和井田13-9

 近鉄興戸駅より徒歩1分 JR同志社前駅より徒歩4分

 ※定員は10名とし、30分ごとに換気休憩をします。

 

今回の課題曲は、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」op.35 の、第3楽章の出だしを、バイオリン2本とチェロの三重奏にアレンジしたものです。

三重奏なら、10名でのアンサンブルレッスンができなかったとしても、バイオリンの生徒2人と私のビオラでレッスンができます。

 

これまでより易しい曲を選んだつもりでしたが、みな苦戦中のようなので、各パートの模範演奏をビデオに撮りました。

参加するつもりで練習中の生徒のみなさんは、参考にしてください。

メトロノームは 付点4分音符36 です。

 

1stバイオリン パート  のYouTube動画

2ndバイオリン パート  のYouTube動画

チェロ パート  のYouTube動画

おまけ:シェヘラザードのテーマ(第1楽章 冒頭)  のYouTube動画

 

 

シェヘラザードというのは、千夜一夜物語(アラビアンナイト)に出てくる姫の名前です。

シェヘラザードといえば皆知ってるやろう、と思っていたのですが、若い子たちはこの長ったらしいカタカナの姫の名前がなかなか覚えられない様子です。

 

シャリアールという王様が、妻の不貞から女性不信になり、女性と一夜を過ごしては殺す、ということを繰り返すようになってしまいました。

見かねた家臣の娘シェヘラザードは、王の愚行をやめさせるため、毎晩ベッドで王に物語を聞かせ、面白いところで「続きはまた明日」と打ち切りました。

物語に魅了された王は シェヘラザードを殺さず、毎夜彼女の話を聞き続けるうちに 自分の過ちに気づき、2人はめでたく夫婦となりました。

 

千夜一夜物語(アラビアンナイト)とは、かような物語です。

 

実は私、10代の半ばごろでしたでしょうか、どういう成り行きで借りたのか忘れましたが、何冊にも渡っているこの本の何巻かを 読みました。

大部分がシェヘラザードが語った物語なのですが、シャリアール王がシェヘラザードを殺さなかったのが納得できる面白さです。

めちゃくちゃエロイので、小学生は禁止。

健全な本好きの中高生は、読みましょう。

(ご両親の前で、バイオリンの先生に勧められたと言ってはなりませぬ。)

 

 

交響組曲「シェヘラザード」は4楽章から成ります。

交響曲・交響組曲とは、オーケストラの編成で演奏するクラシック曲のジャンルです。

 

第1楽章「海とシンドバッドの船」

第2楽章「カランダール王子の物語」

第3楽章「若い王子と王女」

第4楽章「バグダッドの祭り」

 

シャリアール王のテーマ(メロディ)と、シェヘラザードのテーマ(メロディ)が決まっており、全楽章を通じて絡み合うように出てきます。

 

第1楽章の冒頭のバイオリンソロがシェヘラザードのテーマです。一度聴いたら忘れられません。

第1楽章 中盤から後半にしつこく現れる、えばった感じのメロディが、シャリアール王のテーマです。

 

どの楽章も、聴きやすく分かりやすいクラシック曲です。

ぜひ YouTube などでフルオーケストラの演奏も堪能してみてください。

 

 

1stバイオリン パート  のYouTube動画

2ndバイオリン パート  のYouTube動画

チェロ パート  のYouTube動画

おまけ:シェヘラザードのテーマ(第1楽章 冒頭)  のYouTube動画

 

おまけで録音したシェヘラザードのテーマ、実はあんまり難しくありません。

アマオケで1stバイオリンに席を置いているくらいの方なら、十分弾けますよ。

 

 

 

標題とまったく関係ありませんが、パラリンピックの期間中、毎朝NHKの「あさなび」という番組に出ているバイオリニスト穴澤雄介さんが、めちゃんこ素敵です。

どれくらい素敵かというと、8時15分に朝ドラが終わると大急ぎでビデオの電源を挿し、穴澤さんが喋りそうだ!とか弾きそうだ!と思うとTVの前に飛んできて、録画する、その部分だけ、というくらい素敵な方です。(説明になってない・・)

 

「今日の〇〇競技が楽しみで、ワクワクするあまり うっかり バイオリンを弾いてしまいました」というコメントが定番の穴澤さん。キャスターの博多大吉さんからも「穴澤さんて うっかり バイオリンを弾く方なんですね」と突っ込まれています。

 

8/27は「〇〇選手に心奪われています。恋をしてしまったかもしれません。この気持ちを うっかり バイオリンで表現したいと思います」と、エルガーの愛の挨拶を演奏されました。

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