中川恵バイオリン・ビオラ教室

子供たちの合同レッスン

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子供たちの合同レッスン

子供たちの合同レッスン

2023/05/21

バイオリン教室の子供たちの合同レッスン「おとあわせ会」がありました。

 

保護者さんが同席しなくてもレッスンが受けられる年齢に達した、小学生の女子4名。

2年生が2人、5年生が2人ですが、バイオリンを始めてからの年数が同じくらいで、合奏するのに丁度よいメンバーです。

 

人前で独奏するのが好きな子、嫌いな子、さまざまなので、「発表会」ではなく「合同練習会」という形にしました。自分のバイオリン演奏をたくさんの人の前で披露するのが好きな子には、また別の機会を提供します。

 

 

子供たちからは事前に、「ひとりで弾く曲」と「みんなで弾く曲」を募りました。「みんなで弾く曲」は全員参加ではなく、弾ける人・弾きたいと思う人だけが参加します。

そして今日の合奏メニューはこんな感じになりました。

 

 

みんなで弾く

①マーチ

②こぎつね ※を弾く前の様子

③風の通り道(トトロ)

④さんぽ(トトロ)

 

ひとりで弾く

⑤メヌエット3

⑥スカイボートソング

⑦ミュゼット

⑧ゴセックのガヴォット

 

みんなで弾く

⑨チキチキバンバン

⑩ハッピーバースデー

⑪第九

 

 

トトロの2曲が、人気だけど難しい。

「風の通り道」もみな練習はしていたのですが、当日エントリーは結局0人。フラットが2個ついて、人差し指を低くしなくちゃならないからね。先生が1人で弾きました。(先生も「みんな」のうちの1人だから。)

ニ長調の「さんぽ」は驚きの全員参加。やっぱシャープ系は弾きやすいのね。

 

⑤⑥⑦⑧は「ひとりで弾く曲」のエントリー、独奏です。みな落ち着いてよく弾けていました。

 

第九はそもそも、Nちゃんが耳コピーで弾いていたのを他の子供にもさせて、大人の生徒たちを含め我が教室で初心者さんの定番曲となりました。同じフィンガリングで、ニ長調で弾くのを「緑の第九」、イ長調を「青の第九」と呼びます。ドミナント弦だと、D線の駒側の色が緑、A線の駒側の色が青だからです。

 

頑張ったあとは楽しい楽しいお茶会。おしゃべりをしながら銘木カフェ志木のドリンクとスイーツを堪能しました。

 

子供たちが顔をあわせる機会は、大人より多めがいいのです。子供は大人ほど、記憶に持続性がないからです。2名~全員集合の合同レッスン「おとあわせ会」は、発表会とは別に、ちょくちょく行いたいと思います。

 

 

終了後カフェ志木のちえり店長から、晩御飯に誘われました。志木では1日1組限定の古民家ゲストハウスもしていて、というかカフェよりゲストハウスが先なのですが、スコットランドからのご夫妻のおもてなしにバイオリンを弾いて欲しいと。

 

おとあわせ会の会場を片付けて帰宅すると、1時間しかありませんでしたが、スコットランドゆかりのクラシック曲を探してみることにしました。普段使っているバイオリン教本のなかに、「スコットランド民謡」という曲がいくつかあったはずです。

 

今日Lちゃんが弾いた「スカイボートソング」はスコットランド民謡ではなかったか? と思い確認してみたら、ビンゴ。

 

ご夫妻の旦那様がお誕生日だそうで、バースデーケーキ登場のBGMで「ハッピーバースデー」を弾き、いくつかクラシック曲を演奏した最後に、「スカイボートソング」を弾きました。

今日生徒が弾くまでこの曲は知らなかった、スコットランド民謡ということも今日初めて知った、と話すと、ご夫妻は嬉しそうにしていました。

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