上手になる大人の生徒さんがしていること 大人の生徒さんは、上手くなろうと皆さん真剣です。自分の意志で来ているからです。みな真剣なのに、先生は同じなのに、上手になっていく生徒さんと、そうでない生徒さんがおられます。「年齢」「才能」…
脳のなかにある体の地図 テニスをしていたとします。 飛んできたボールをラケットの真ん中に当てるには、手からラケット中央までの距離が正確に把握できていなければなりません。同様に、自分の腕の長さも正確に掴めていなければ…
呼吸とバイオリン 息をしてください。と、レッスンで言われたことはありませんか?正確には息をしてなかったら死んでしまうので、「呼吸が浅いですよ」という意味になります。ちなみに、そう言われて息を吸うことはできた…
復習のすすめ いつもレッスンの後、駐車場の車がすぐには動かない大人の生徒さんがおられました。あるときふと車内の生徒さんの姿を見ると、今日学んだことをノートに書き出しているのでした。家に帰ってからでは間に…
カイザーやセヴシックは必要か? 基礎練習の教本は、使い方を誤ると、バイオリンが下手になります。弾き方(演奏フォーム)がどこか変なまま反復練習をすれば、変な状態が定着します。ましてや難易度の高いことを体に強いたら、変な弾き…
体の緊張と弛緩 バイオリンを弾くには、「音の高さや長さが認識できる・音楽に対する感受性」といった音楽的な能力に加えて、「体をコントロールする」能力が必要です。 ①視覚や聴覚 ②触覚③固有受容覚(体の部位が、3D…
ビデオで体幹を見なおそう 夏は、バイオリンを弾いているときの体幹を見直す絶好の季節です。薄着で、体の動きが見えやすいからです。誰にでも体を使うとき、ヘンな癖=不要な習慣があります。ヘンな癖=不要な習慣は、日常生活に…
眼とバイオリン 視覚は、いわゆる五感のなかで、ダントツに脳の処理能力を喰う器官です。視覚処理に脳を使ってしまうと、身体感覚に意識を割くことができません。いかに楽に楽譜を読むか、読むという作業を減らすかは、…
バイオリン 右腕のおしごと バイオリン/ビオラを弾くときの、右腕のおしごとは何でしょう? ①腕を上げる「腕を上げる」というおしごとは、②~④の土台となるため、大変重要です。前鋸筋を使っている生徒さんが多く見られますが、前…
ポジション移動に入る前に クリアしたいこと 3rdポジションが使えるようになったら、「バイオリンが弾けるようになりました!」と堂々と言えますし、アマオケに入団することもできます。バイオリンのさまざまな技法や知識は、生徒さんにより習得して…