2022春のアンサンブルレッスン
2022/03/20
2022年春のアンサンブルレッスン、京田辺市をはじめ宇治市や枚方市などから生徒さんたちが集まりました。
中学生から大人の初心者さん、アマオケの中堅で活躍している方まで、12名が参加されました。
春と秋に2回行っているアンサンブルレッスンは、あくまで勉強の一環。合奏初心者の生徒さんたちに、アマオケデビューは夢ではなく、手の届くところにある目標、と感じていただけることを念頭に置いています。
今回2ndバイオリンは、バイオリンを習い始めて1年未満が2人、1年以上の大人の初心者さんが3人という布陣でしたが、みなよく頑張りました。アンサンブルレッスンは数回目になる生徒さんが、思い切って音を出してくれるのが、頼もしかったです。
アンサンブル初心者の面々も、自分が間違えそうなときにはちょっと音量を控えたり、周りをうかがったり、弦楽合奏に必要なワザがレッスン中に身についてきたようです。
1stバイオリンも、バイオリン歴1年の男子から数年の生徒さんまで総勢4名。後半の難所で、他パートとずれているのに、パート内は一致団結。「えっ、ボクたちずれてました?」というきょとんとした眼差しに、怒っていいのやら、褒めていいのやら。
ビオラとチェロは、アマオケで活躍中のベテラン勢が美しい音色を響かせてくれました。弓の折り返しのコントロールができれば、プロの演奏に近づきます。
合奏のレッスンは楽しいことばかりではなく、厳しい要求も飛びだします。1stバイオリンが4名、2ndバイオリンが5名だったため、アンサンブルレッスン史上初となるまさかの「半分づつお休み」が、先生(私)から繰り出されました。
「半分づつお休み」になると、2~3名でそのパートを弾かなくてはなりません。自分だけ音を控えるということがしづらくなります。しかし課題となっている箇所を、「休みながら」と「弾きながら」で確認できるため、大変勉強になります。
「お休み」は休憩時間ではありません。休んでいるときは、弾いているとき注意が払えない他パートの音を、しっかり聴くのです。
それではアンサンブルレッスンの一部と、最後の通しをお聴きください。
♪ アンサンブルレッスン風景(リンクは終了しました)
♪ もののけ姫 Last Take(リンクは終了しました)
次回アンサンブルレッスンは9月後半の予定です。
曲は ハイドンの弦楽四重奏曲 op.67「ひばり」の第2楽章 を考えています。
(リンクの音源は4楽章までありますので、気をつけてください。)