中川恵バイオリン・ビオラ教室

バイオリン肩当てHAYATE 幅と高さの調整

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肩当てHAYATEの買い方と、幅と高さの調節方法

肩当てHAYATEの買い方と、幅と高さの調節方法

2023/09/20

(1)バイオリン肩当てHAYATEが買えるお店

(2)分数バイオリンとビオラ

(3)幅の調節方法

(4)ロッド(芯棒)とパッドの長さについて

(5)高さの調節方法

 

 

(1)バイオリン肩当てHAYATEが買えるお店

 

2023年6月現在HAYATEは、

 

① 製造メーカー直
② クロサワバイオリン大阪梅田店

③ クロサワ楽器オンラインショップ
④ JEUGIAオンラインストア

⑤ JEUGIA バイオリン取扱い店舗(三条本店・久御山店など)

 

などで買うことができます。

うちの生徒さんたちで全パターン網羅しました。(おー!)

②~⑤では在庫切れのことも多いのですが、長く待つことはなく案外すぐ入荷します。

 

注意すべきこと1

HAYATEは、幅や高さの調節をするのが難しい肩当てです。

バイオリンの先生やアマオケの友人など、身近に聞ける人がいない場合は、②の店頭で調整の仕方を教わってくることをお勧めします。工作が得意な方、ペグや駒の調整を難なくこなす方であれば、大丈夫でしょう。

 

注意すべきこと2

ロッド(芯棒)が20cmのものが届くことがあります。これは身幅が大きめのバイオリンには付けれません。付けれない場合は21cmに交換してもらいましょう。①②で買っていればスムーズに対応してもらえます。(詳しくはこのブログの(4)ロッド(芯棒)とパッドの長さについて をご覧ください。)

 

 

HAYATEに限らず、バイオリン・ビオラの肩当てを選ぶときは、自分の楽器で試奏してから買うのがベターです。お店にあるバイオリンを借りることもできますが、楽器が違うと感触が変わります。

 

 

(2)分数バイオリンとビオラ

 

フルサイズバイオリン用のHAYATEは、3/4、1/2の分数バイオリンにも使えます。

もっと小さな分数バイオリン用も、受注製作してくれるようです。①製造メーカー直 までお問い合わせください。②クロサワバイオリン大阪梅田店 でも対応してくれる可能性があります。

 

ビオラ用も、バイオリン用とは別にあります。ロッド(芯棒)とパッドが長くなっているだけみたいですが。これも ①製造メーカー直(または ②クロサワ大阪店)へ問い合わせてください。

 

ビオラとバイオリンを弾く方は、ビオラ用を買うと、バイオリンと兼用できるかもしれません。(あくまで推定。ビオラ用HAYATEは持っていないので。)

 

ビオラの肩当ての悩みは、①高さを低くしたい ②軽くしたい だと思います。HAYATEは段階的ではありますが、かなり低くできます。私のビオラには Pediのカーボンを使っていますが、これより低くなるでしょう。

軽さや響きもマッハワンに劣りません。バイオリン用ですが、マッハワンは50g、HAYATEスタンダードは45gです。

 

 

(3)幅の調節方法

 

バイオリン肩当てHAYATEは、幅を自由に調整することができます。

 

一般的な肩当ての多くは、小刻みに調節できません。そこに不満を感じていたバイオリニスト(それは私)には、大変な朗報です。幅を好みの位置にすべく、既存の肩当ての改造を試みた方(それも私)もおられるのではないでしょうか。

 

芯棒の両端にある脚(の片方)の固定を、付属の六角レンチでゆるめて、位置をずらし、締めなおすだけです。手先が器用な方(バイオリンが上手な方?)には、そう難しいことではありません。六角レンチという道具を使わなければならないのが、めんどくさい点ではあります。

 

六角レンチの締め方が甘いと、使っているうちに脚が動いて=幅が広がってゆきます。締めすぎると芯棒に喰いこみ、早く劣化しそうです。しかし劣化しても、あとから芯棒だけを購入できます。

 

また2本の脚は、最初平行に調整しても、だんだんねじれてきます。時々直した方がいいですが、直し過ぎると体にフィットしなくなります。

 

締め加減によっては、出先でバイオリンケースを開けたら HAYATEの脚がゆるんでいた、なんてこともあります。工具はバイオリンケースに入れておきましょう。

 

 

 

(4)ロッド(芯棒)とパッドの長さについて

 

今年2023年に入ってから生徒さんたちが買ってきたHAYATEは、芯棒とパッドが短くなりました。2021年に購入したHAYATEの芯棒は21cmですが、2022年~2023年夏ごろのものは20cmです。標準幅のバイオリンだと、肩当てを奥まで入れることができません。(2023年秋より21cmに戻っているようです。)


クロサワバイオリン大阪梅田店でHAYATEを購入した生徒さんは、レッスンに来て肩当てが使えないと判明し、お店へ電話して、長い芯棒を送ってもらうことができました。

 

HAYATEは、芯棒の長さ以上に幅を広げることはできませんが、狭くすることはできます。そのため前述の通り、3/4や1/2の分数バイオリンにも はめることができます。

 

パッドも2021年は16cmの長さでしたが、今は15cmほどになっています。

パッドの体の中央側の留め具が、胸に当たって痛いという生徒もいました。パッドは長いほど、パッド両端の金具が、体に当たらなくなります。構造上パッドの交換はできますが、16cmのパッドがあるかどうか、また交換してもらえるかは分かりません。ビオラ用のパッドは20cmだそうです。

 

 

(5)高さの調節方法

 

一般的な肩当ては高さを自由に変えられますが、HAYATEの高さは数mm単位でしか変えられません。しかし不満を感じたことはありません。パッド部分のたるみや、パッドの傾き(ねじれ)具合で、高さを調整することもできます。

 

また一般的な肩当ては、高くしたくても希望の位置まで上げられなかったり、低くしたくても希望の位置まで下げられなかったりします。しかしHAYATEは、かなり高くできるし、かなり低くできます。

 

2022年以降のHAYATEでは、脚(の高さ)は2種類(の高さ)の金具の組み合わせで作ります。出荷時は高い金具×2の高さになっていますが、女性の生徒さんは 高い金具1つ+低い金具1つにすることが多いです。また低い金具2個は、高い金具1個より、わずかに低くなります。

 

金具の交換には、六角レンチとスパナが要ります。高さを変える作業は、幅を変える作業より、さらに面倒です。

 

HAYATEの調整には、手先の器用さがいります。弦の交換や駒の傾き調整など、バイオリン・ビオラの細かなお世話にストレスを感じる人には、向いていないかもしれません。しかしどんな肩当てでも、取り付ける位置・傾き・幅・高さなどを常に気にかけ見直すことで、バイオリン・ビオラは弾きやすくなり、上達します。

 


HAYATEは、シェル型のバイオリンケースには入りにくいことが多いようです。芯棒が短くなったのは、ケースへの入れやすさもあるかも。念のため箱は捨てないで取っておきましょう。あとで持ち運びに困るかもしれません。

 

私はTOYOのシェルですが、芯棒とパッドの間の空間にD線のペグを突っ込んで、ペグボックスに添わせるようにして収納しています。ペグの傾きは、調弦しやすく且つ、HAYATEが入りやすい向きにしています。

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