中川恵バイオリン・ビオラ教室

奈良の小さな会場で、子供たちの発表会がありました

お問い合わせはこちら

子供たちのバイオリン発表会

子供たちのバイオリン発表会

2019/06/30

わがバイオリン教室でレッスンを受けている子供たちが、6月30日に天理楽器が主催したミニ発表会に出演しました。松井山手の京田辺店から数名、自宅生から数名が参加。 先生は付き添えなかったので、あとから報告を聞きました。 

意外にも、きらきら星を予定していた幼い子供たちが、いつになく緊張したようでした。幼い子は緊張しないもの、成長するに従って緊張するようになる、と思っていたのですが、そうでない子もいるんですね。

 

Kyoくんは初の発表会だったこともあり、緊張しすぎて出場を取りやめたのだそうです。レッスンでは十分すぎるほどシッカリ弾けていたので残念。でも他の子供たちの演奏をジーッと凝視しながら聴いていたそうで、連れて行って良かったとお母様から報告いただきました。次の発表会は出ると決意し、今週のレッスンではこれまでにない集中力を見せました。

 

Reiくんは発表会前、「ぼくは〇〇を弾く!」とレッスンでまだやっていない曲名を上げ、「じゃあ今日練習をしよう!」という先生に向かって「ううん、レッスンはいい。」と言った強者。

生徒史上初の、レッスンで1回も弾いていない曲を発表会で弾く!という偉業?に挑みかけたのですが、当日は予定していたキラキラぼしとポピュラー曲を弾きました。

 

 

 

Souくんは好奇心旺盛(すぎ)で、練習もとても良くする子。レッスンで先生が言ったことを、家できちんと復習します。(お母様のサポートに拍手!!)

習いだして1年半で葉加瀬太郎のエトピリカを、大好きなお母さんの伴奏でやりました。練習もレッスンも常に一生懸命だから、本番も問題なかったようです。

 

Siちゃんはジブリの中で一番好きな曲、天空の城ラピュタ「君をのせて」を選びました。終わり方がシンコペーションっぽくって難しいのですが、良い音程で安定して弾けるようになっていましたから、大丈夫だったという報告もうなずけます。ピアノの間奏が難しいのですが、お母様も頑張りました。

 

直前のレッスンで、Souくんは曲順を変えると言いだしました。エトピリカを先、バッハのメヌエット3を後にすると言うのです。

お母様は先生の手前?もありSouくんを説得しようとしましたが、先生は”Souくんが決めて”と言って、直前のレッスンは終わりました。

結局メヌエット3→エトピリカの順で弾いたそうです。「先生が決めた通りにしたのではなく、自分で決めた」という経験が大切だったと思います。

 

 

私のバイオリン教室では、「自分で考えて、自分で決める」ことを重視しています。先生や親の敷いたレールに乗らず、レッスンで1回も弾いていない曲を”僕は〇〇が弾きたい!” でもOKなのです。それで失敗しても、自分で決めたことだから。

 

次の発表会は11月の秋篠音楽堂。奈良の大和西大寺駅の近くにある、素敵なクラシック専用ホールです。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。