バイオリン教室に舞い込むセールス電話
2020/09/05
個人事業主をしていると、いろんなセールスの電話がかかってきます。
■以前多かったのが、無料でネット上に情報掲載します!という電話。
どう判断していいか分からず、はあ・・などと生返事をしていました。
そうしたら、無料情報サイトがずんずん増えて、自前のHPより上位に検索表示されるように。断りなく掲載するサイトもあります。むしろそちらの方が多い。それに気づいてからは、全部断るようにしました。
理由を尋ねられたことがありました。
”いまの社会は情報過多だと思うから。”
てな感じの返事をすると、その担当者さんはしばし考え、ゆっくりと”確かにそうですね。わかりました。” と言って電話を切ってくれました。
googleが、これまた何回断っても頻繁にかかってくる。
あるとき断りついでに、無断掲載の誤情報の削除を依頼してみました。営業担当が訪問しないと手続きできない、と言います。勝手に載せといて、しかも間違っているのに?
■HP関係のセールスが、HPが新しくなってからの方が多いのが不思議です。刷新したばかりのHPオーナーにアプローチするより、古いHPにアプローチしたら?と思うのですが。
電話口でトークを聞いていると、自社に都合のいい方向へ誘導するための作戦を、みな練ってるんだなあ、と思います。
生徒さんが増えますよ!と言われたら、「増えなくていいです」と答えます。
■一番多いセールスは、インフラ系でしょうか。
「安くなりますよ」という売り込みです。
あるとき、あまりのしつこさに ふと放った言葉が
「安くならなくていいです」
相手は黙り込んでしまいました。
我ながら大ヒットです。
私たちは色んなモノ・コトが安くてすむよう、知恵と工夫で頑張ります。安いのは本来、嬉しくて幸せなことです。でも、「安い」と言えば者共みなひれ伏すだろうと、伝家の宝刀みたいにはどうか振り回さないでほしい。なんだか悲しくなるので。