中川恵バイオリン・ビオラ教室

身体を楽にする引き算をしよう (2)皮膚から入るもの

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身体を楽にする引き算をしよう (2)皮膚から入るもの

身体を楽にする引き算をしよう (2)皮膚から入るもの

2020/08/01

皮膚を経て入る「経皮毒」と呼ばれる合成化学物質は、直接血中に入るため、ストレートに体調に影響します。やめてみたときの身体の楽さも、わかりやすいです。

(2)皮膚から入るもの

最近の化粧品や洗剤や塗布薬には、ナノテクノロジーが使われるようになりました。ミリの 1/1000 がマイクロ、マイクロの 1/1000 がナノです。

粒子が細かくなると、化粧品の有効成分が皮膚バリアをやぶって体内に浸透しやすくなります。洗剤は汚れ落ちが良くなり、香りが長持ちします。しかし腐らないための、なめらかな質感のための、よい香りのする添加物(合成化学物質)も、体の深部へ入れるようになります。

すべての添加物が、体に害なわけではありません。けれど害のない成分でも、自然界ではありえないサイズになると、生体に悪影響を及ぼすことが確認されています。これを「マテリアル毒性」と言います。

①洗剤

洗剤は、界面活性剤であることにより汚れを落とすものが多数派です。界面活性剤とは、水と油の界面(さかい目)を活性(ゆるゆるに)する剤。ゆえに皮膚にふれると、洗剤の成分が体に入っていきます。

衣類の洗剤

●石鹸洗剤は、合成洗剤より汚れが落ちます。合成洗剤 特有のすすいでも落ちないぬめりも、ありません。石鹸成分100%だと、石鹸カスが衣類につくので、アルカリ剤が何割か入っているものにしましょう。

●泡立たないタイプは汚れ落ちがイマイチと言われますが、そうではないものもあります。いちばん安全で安上がりなのは、湯水で洗うことです。湯水も、クラスターが細かいと、汚れ落ちしやすいです。


クリーニング

●汗など汚れの多くは水溶性で、石鹸洗剤で落ちます。ドライクリーニング溶剤は、繊維に残り、皮膚から体内に入ります。

水洗いのクリーニング店「せんたく工房 無有」


住居の洗剤

●テレビの情報番組で、よく紹介される物質の名前を、思い出してみてください。石鹸、重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、過炭酸ナトリウム。聞きなれない物質名の洗剤より、汚れ落ちがいいです。除菌効果があるものもあります。

食器の洗剤

●手が界面活性剤(洗剤や石鹸)が触れすぎると、皮膚バリアが壊れて、手荒れの原因となります。

●アクリルタワシや、米ぬかでも、食器洗い洗剤がわりになります。

♡我が家では、ボロ布で拭いたあと、無添加石鹸で洗います。


顔・髪・体の洗剤

●洗剤で洗いすぎると、皮膚に生息している常在菌が減ってしまいます。常在菌は、病原菌を駆逐したり、皮脂を分解してくれます。水やぬるま湯で洗いながすのが、安くて安全です。

●汗と皮脂が混ざると、界面活性し、こすると垢がポロポロはがれます。適度に汗をかき、湯水で洗い流していれば、肌は自然にターンオーバーします。

♡福山雅治やタモリさんも、湯水のみだそうです。
♡体がかゆいときは、ヘチマでこすっています。髪がごわごわするときは、木酢液でリンスします。


歯みがき粉

●口に入るものなのに、食品添加物に指定してもらえない危険な物質が、何種類も大量に入っています。

♡茶渋は食用の重曹で軽く磨いています。ごしごししすぎに注意。歯が白かったらいいのにな~とは思いますが、体が辛い方が困ります。※2022現在 夕食後だけ「バイオペースト」で磨いています。

②着るもの

化学繊維の服や寝具

●化学物質が経皮吸収されます。
●帯電します。

♡ポリエステル100%のイッセイミヤケのエプロン、静電気が気持ちわるく捨てるしかないと思っていたのが、天然染料で染めたら着れるようになりました。

天然繊維だけど農薬・肥料を使ったもの、化学染料で染めたもの

●化学物質が経皮吸収されます。
●絹は天然繊維ですが、蚕は合成飼料で育てられています。
●化学染料も、毒性の強さはピンキリです。
●古代中国の儒教経典には「草木根皮これ小薬なり 鍼灸これ中薬なり 飲食衣服これ大薬なり」と書かれています。

♡天然素材や天然染料のものは、洗濯の回数が少なくてすみます。

衣類のしめつけ(ウエストのゴム、ブラジャー、ストッキングなど)
●化学繊維ではなく天然繊維だと、少し楽です。

ピアス
●ポストは、金属・プラスチックよりセラミック。

生理用品、おむつ
●塩素漂白剤、着色料・香料などが、粘膜から体内に入ります。皮膚より何十倍も危険です。
●布ナプキンや布おむつは洗うのが面倒ですが、やり方を工夫すれば慣れます。紙ナプキンを捨てる行為も面倒です。
●オーガニックで漂白していない使い捨てナプキンもあります。布ナプキンと併用すると便利。

③塗るもの、拭くもの

化粧品
●しっかり付くなど効能が高いものは、毒性も強い。
♡お化粧をすることによる、気持ちの面での良い効果もあります。


基礎化粧品、リンス・コンディショナー、日焼け止め、制汗剤

●洗いすぎない、補いすぎない、汗をかく方が、肌や髪は健康になり美しくなる。
●ナノ化で有効成分が肌に入りやすくなっている品は、防腐剤などの合成化学物質も一緒に入りやすい。結果として肌を痛める。

♡高価な基礎化粧品をせっせと塗っていた20年前より、なにもしない今のほうが肌の調子がいいです。


カラー
ヘナを定着させるコツは。
・木酢液・竹酢液で頭皮をもんでから塗布
・ラップの上から頭皮を動かすようにマッサージ
・ドライヤーの熱を控えめにする

エクステ、ネイル
●接着剤に危険性の高いものがあります。


マッサージ、塗り薬、貼り薬
♡私は点滴をされると”異物侵入感”があるのですが、”点滴で水分を補給すると劇的に体が楽になる”と言う人もいました。

ティッシュ、トイレットペーパー
●柔軟剤や漂白剤が皮膚から入ります。

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