身体を楽にする引き算をしよう (3)鼻・眼・耳から入るもの
2020/08/01
鼻から入るものに比べると、眼や耳から入るものはコントロールしやすい(避けやすい)ですが、完璧を目指すあまり生活しにくくなっては本末転倒です。文明の利器は、少なめに、上手に利用して、心地よい生活を目指しましょう。
(3)鼻・眼・耳から入るもの
①鼻から入るもの
ホームセンターやドラッグストアへ行くと異臭がします。揮発しやすい化学物質が多いのだと思います。身の周り殆どのものから化学物質は揮発しています。
また鼻から入るものは、眼や耳にも影響を及ぼします。
マイクロプラスチック
●空気中にも漂っています。「口より鼻からはいる量が多い」との論文もあるそうです。
香料
「香害」と呼ばれる健康被害が年々ひどくなっています。
●食べ物や日用品の香りは、ほとんどが合成化学物質です。香りは数種類~数十種類の合成化学物質のブレンドで、発がん性を有し、アレルギー原因物質となり、分解しにくい性質のものが多くあります。様々な関連法はありますが、消費者を守る実行力のある規制・基準はありません。配合や使用量は企業秘密で、健康被害があっても開示しなくて良いことになっています。
●香りを長持ちさせるマイクロカプセル「イソシアネート」は、香料以上に危険な物質です。
●浸透性・長持ち効果を増すためのナノ化により、体内に侵入しやすく留まりやすくなっています。
家具、建材、ファブリック、日用品からの揮発物質
●☆☆☆☆は安全の証ではなく、減農薬のようなものです。
●毒性の強い物質(ホルムアルデヒド等)は、濃度に厳しい基準が設けられていますが、便利さゆえに使用禁止にはなっていません。弱毒な合成化学物質はネズミ算式に登場し、トータルの使用量・暴露量は増えています。
防虫剤、殺虫剤、蚊取り線香、除草剤
●虫や草を殺す成分は、私たちの体も苦しめます。
②眼から入るもの
LEDの夜間照明
●夜 強い光を浴びるのは、生体のバイオリズムによくありません。白熱灯は自然光にちかいですが、蛍光灯は電磁波的にもよくありませんし、LEDはさらに刺激がきついです。街路樹の枯死が加速しています。
コンタクト、保存液・洗浄液
♡保存液が眼球からしみこむと気分が悪くなるので、塩水に替えてみました。塩水は、イオン交換膜法ではない日本海塩で作りました。5~6年快適で問題なく、煮沸も塩水でしていました。
♡歳をとっても楽譜が読めるように、コンタクトは止めました。
眼鏡のレンズ
●眼鏡のレンズの矯正による助けを借りすぎると、元来そなわっている視る力が弱くなります。習慣でのかけっぱなしは止め、必要に応じて使いましょう。
TVやPCなど平面の映像、ヴァーチャルリアリティ
●私たちには「奥行き知覚」の能力があります。立体のものを平面で視ることに、慣れすぎない方がいいです。
♡会社員で毎日Microsoftオフィスを使っていたころ。台所で大事なお皿を落として割ってしまいました。割れた瞬間、脳裏に「ひとつ前へ戻るボタン」が浮かび、そこへカーソルを持っていくイメージが浮かびました。脳内で「ひとつ前へ戻るボタン」を押しても、目の前の割れているお皿は元には戻りませんでした。
③耳から入るもの
サンプリングされたデジタル音
ゆらぎのない音
♡護岸工事された川の音は、心地よくなく、うるさく感じます。
超音波の虫よけ、猫よけ
●ほかの生き物がイヤがる音が、人に100%無害とは考えにくいです。