中川恵バイオリン・ビオラ教室

日々の暮らしを綴ったブログ

お問い合わせはこちら

みんな ちょっとづつ おかしい

みんな ちょっとづつ おかしい

2021/05/17

完璧に正常な人なんて、いないと思います。
100%普通な人も。

 

どんな子も、すらすらできるコトと、つっかえてできないコトがあります。
何の曇りもない人はいません。

 

「発達障害」「認知症」いずれも、ここ数十年の言葉です。

どこからが発達障害で どこからが正常なのか、線引きってできないよなあ、と思っていたら、「グレーゾーン」という呼び名が出てきました。

 

 

私は子供のころ、”変な子”  ”普通じゃない” と言われていました。
今であればグレーゾーンなのでしょうか。

 

友達の気持ちがわかりませんでした。
あまり好かれていなくて、いじめられていました。

 

周りの大人の言っていることが、理解できませんでした。
私のことを、周りの大人に理解してもらえませんでした。
10代後半になって、自分の感じていることを言葉にして問いかけても、母からは ”そういうもんなの” という返事が返ってきました。

 

怒りや憤りの感情がたくさんありました。
大人になって、怒りの手前に悲しいという段階があり、それを覆い隠すために怒っていることに気づきました。

 

感情がわいてきたとき、それを観察するだけ、ということも出来るようになりました。

感情はちゃんと感じたほうが健康にいい。
封じてしまうと、身体のどこかに、不定愁訴や病気という形で出そうです。

 

 

体育がさっぱりできなくて、走るのはいつもビリ争いでした。
なぜ速く走れないのか? 自分でも不思議でした。

 

自身の状態を観察して言葉にすると、身体が動かないんじゃなくて、動かし方がわからない、何かが噛み合っていない。
単に運動神経が悪いと思われていたので、それをわざわざ先生や親に伝えることはありませんでした。

 

バイオリンを上手に弾く子が、体育が苦手なのはどうしてだろう?って誰か思ってくれても良かったのになあ。

 

 

自分がそんなでしたから、今レッスンにくる子供たちを見ていても、”この子は大丈夫だ、今は癇癪持ちでも成長につれて落ち着いてくるはず”と感じたり、
”この子は心配だ、何か引き算したほうがいいんじゃないだろうか”と思うこともあります。

 

 

お医者さんから ”気のせいでしょう” と言われた、慢性的な痛みが身体の何カ所かにあります。

胸郭の位置に左右差があって、バイオリンの上達に苦労してきました。
リーディングできる知人からは、感情を封じ込めているからだ、と言われました。

 

とある友人は、”〇〇さんはどうしてるかしら?”と想っただけで、その人の体の痛いところがうつってしまうという特技?がありました。
その人はボランティアで動物たちを助ける活動をしていました。

彼女には、動物たちの感じていることがよくわかるようでした。

 

私はオケで、隣人の身体の使い方のクセがうつってしまう、という困った特技?がありました。

人が弾いている姿勢を見ていると、歪みや滞りが良くわかります。
人生は何が幸いするかわかりません。

おかげさまで、身体の使い方を軌道修正するレッスンができます。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。