中川恵バイオリン・ビオラ教室

バイオリンはSDG’s

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2021/11/02

♫ バイオリン教室という事業は、地球を(あんまり)汚さない

 

ところが気に入っています。

地球を汚さないようにと選んだのではなく、好きで得意な仕事を考えたらバイオリン教室になりました。


移動に車を使ったり、部屋の照明を付けたり、コピー機を要したり、地球の裏側から楽譜を取り寄せたり、それこそ生きて活動していれば地球に負荷をかけてしまいますが、ほかの職業に比べたらほんのちょっとです。
バイオリンは、教えても、弾いても、習っても、地球をあまり汚しません。

 

私たちは生きている以上、地球から「食べるもの」「着るもの」「遊ぶもの」を得て、使い終わったら地球へ捨てます。

生きていれば誰でも地球に負荷をかけます。
果物をもいで食べてウンコする、くらいの時代はノープロブレムでしたが、今や私たちは地球の端から端まで「掘ったり」「潜ったり」「飛んだり」して様々なものをかき集め、


自然界には存在しない純度にしたり、
自然界には存在しない大きさにしたり、
自然界では起こりえない変化を起こして新種の物質や生物まで作り上げています。

 


♫ 加工食品やお菓子を買うとき、輸入したものは(なるべく)買わない

 

ようにしています。

注文住宅を建てたとき、木材は和歌山県の熊野産を使いました。土壁(表地だけですけど)も国内の土です。

 

洋服は、国内産にこだわって選ぶのは本当に難しい。不可能です。
あまり頑張りすぎるのも不自然で、楽しくなく、快くなくなってしまいます。

夜半に自転車で帰ってくるので、安全のため白く、防寒のため裾の長いダウンコートが欲しいのですが、白いものはあまり売っていないし、値段だって安くありません。グローバル企業のお手頃品で諦めるつもりです。

 

最近ご縁のあった「NADELL」というメーカーのポリシーは、単なる自然素材の服メーカーとは一線を画していて、これからアウターで欲しいものがあったら一番にここで探してみようと思います。

 

なんでもかんでも目くじらを立てるのも良くなくて、余計に見える包装だってピュアな親切心から出たことかもしれない。
人間が生きていくには優しさが必要です。
優しい言葉をかけられることは、食べ物や着る物と同じくらい大切です。
罵倒し続けたら実験動物が死んでしまった、確かそんな研究(優しい言葉をかけるのと厳しい言葉をかけるので免疫力や寿命は違ってくるか?)もあったと記憶しています。

 


♫ バイオリンそのものも、地球に優しい


表板は「スプルース(欧米の松)」、裏板や側板やネックは「メイプル(楓)」です。
指板やフィッティングパーツには摩耗しにくい黒檀が使われますが、顎当てなどは柔らかいローズウッドやツゲが好まれます。
各所の接着剤には、今でもニカワが使われています。

 

1つだけ超ハイテクノロジーなパーツがありますが、どれだか分かりますでしょうか?

 

弦です!

 

アジャスターや、顎当ての脚も金属ですね。

 

弓は通常「フェルナンブーコ」という材料を使いますが、絶滅危惧種としてワシントン条約により制限がかかり出したので、安価なセットバイオリンにはブラジルウッドが使われるようになりました。
近年のハイテクノロジーによるカーボン製も、使いやすいものが登場しています。

 


♫ 弓の毛は馬の尻尾ですが、「尻尾をちょんぎる=馬の死」

 

なんです。ご存じでしたしょうか?
尻尾は背骨の続きで、付け根の部分にはまだ骨が連なっているからです。


なんとなく、弓の毛になる尻尾を頂戴しても、馬は死んだりなんかしないし、また生えてきて何度も取れるようなイメージがありますが、違います。

猫や犬を飼ってらっしゃる方には、「尻尾は背骨の延長でちょんぎれないもの」とのイメージはしやすいかと。

 

弓の毛の よく耳にする産地名は、「モンゴル」「イタリア」などですね。
「モンゴル産」などと聞くとのどかな感じがしますが、その辺のを捕まえてきて頂くのではなく、畜産として商売として育成しています。


馬の品種や、産地(国)により、グレードが異なり値段が違ってきます。

分数バイオリンの毛も、馬の品種が違います。
大人用の弓ほど長さが要らないので、尻尾の長い馬である必要がないからです。

 

通常は海外の工場で「洗い」や「選別」などの工程を終えたものが輸入されますが、日本でも大阪にそれをしている作業場があるそうです。

私は羊の毛を「刈ったり」「洗ったり」「ほぐしたり」したことがありますが、そうやって動物の毛や皮を使える状態に持っていくのは並大抵のことではありません。

羊毛の体験してみたい方がおられましたら、京田辺や奈良の知人を紹介できますので、お申し出ください。(笑)

 


♫ 地球環境を良くする活動をしている人はえらい

 

と思う(私には出来ないし・・)けれど、デモなどに集まった人々を見ると「ハイテクノロジーで燃料使って空飛んできたんだよなー」と思います。
飛行機は、人間の空を飛びたいという夢を、努力によって具現化したもの。
だからその存在そのものに善悪はないのだけれど、飛行機を作ったり飛ばしたりする私達の営みにより、私達自身の生息環境が悪化していることは事実です。

 

ある人が、「原発反対のデモから帰ってきて、冷蔵庫から冷えたビールを出して飲むのは矛盾している」と言いました。
原発に反対なら、電気をたっぷり使う暮らしをまず止めないと。
「ある人」はデモ隊を揶揄して言ったのですが、そのとき私は光明を見出しました。
原発を止めることはできないけれど、自分の使う電気を減らすことならできる。


2000年の米国大統領選挙で、ブッシュさんではなくゴアさんが勝っていれば、今の状況は少しは違っていたのだろうか。
しかしゴアさんは大邸宅に住んでいるらしい。
地球環境に胸を痛めていて、大邸宅に住める??
実際に庶民と同じような暮らしをしている大統領さんもいます。
ウルグアイのホセムヒカさん(2010~15年の大統領)や、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(2016年~)さんの住んでいる家は、庶民と同じらしいです。

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