奈良あおによし音楽コンクール
2019/09/01
奈良の「あおによし音楽コンクール」
コンクールに出たいという子供の生徒さんがおられる時は、「関西弦楽コンクール」 をお勧めすることが多いのですが、今日はかねてから気になっていた奈良は王寺の「まほろばホール」で開催された「あおによし音楽コンクール」の予選を見てきました。
JR法隆寺駅から歩いてすぐ。京田辺市は、京都方面・大阪方面だけでなく、奈良方面も行きやすくて助かります。
今日私が見た「一般ステージ」は、音大を目指さない子や、大人のアマチュア奏者もエントリーできます。
音大・プロを目指す方向けには、「プロフェッショナルステージ」というコースが用意されています。
レイトスタート、初心者、パラリンコースもあります。
優秀者には、プロオケとコンチェルトを協演できる機会や、リサイタルを開催する機会が与えられます。
このコンクールのすごいところは、それが「一般ステージ」参加者も対象となっているところです。
各コースのコンテスタントの顔触れ、どんな演奏をしたコンテスタントがコンチェルト・リサイタルの機会を与えられるのか、気になります。
発表会とアンサンブル
私のバイオリン教室では、おひとりづつの希望に応じて、他人の前で弾くことに挑戦する機会を用意します。
子供の生徒さんは当バイオリン教室主催の発表会のほか、天理楽器・エチュードミュージックアカデミー京田辺が主催する大小の発表会に年1~3回くらい出ることが多いです。
ピアノ伴奏は、本格的な発表会ではプロの先生にお願いしますが、小さな発表会ではご家族がしたりします。
ご家族がされると子供たちはとても喜びます。
大人の生徒さんは、いわゆる発表会は出たくない方が多いです。
しかし子供でも発表会が好きでない子がいるように、大人でも積極的に出演される方がおられます。
ちなみにわたくしは、発表会は出たくない派です。ですので人に無理強いもしません。
発表会の機会がない生徒さんのために、プチ本番?のようなアンサンブルレッスンを定期的にするようになりました。アンサンブルレッスンは、発表会に出ず、市民オケデビューもまだの生徒さん達に刺激を与え、仲間がいることを知ってもらうのが目的です。
普段レッスンで先生とだけしか弾いていない生徒さんには、本番のような緊張感があるようです。市民オケに入る夢を持っておられる方にも、良い経験の場となっています。
既に市民オケで活躍している生徒さんには、コンミスだったり、ソロだったり、ビオラでチェロパートを弾かせるなど色々と試練を与え、易しすぎてつまらなくないよう工夫しています。