中川恵バイオリン・ビオラ教室

バイオリン肩当てHAYATEの合う人、合わない人

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バイオリン肩当てHAYATEの合う人・合わない人

バイオリン肩当てHAYATEの合う人・合わない人

2022/12/24

バイオリン教室で 肩当てHAYATE を生徒さんたちに勧めていて、合う人・合わない人がいることに気づきました。

 

日頃から「肩当てが気持ち悪い」「合うものが無い」と感じている人に合うようです。言い方を変えれば、肩当てに対する感受性の高い人、肩当て過敏症の人です。

 

肩当てに対する感受性は、高ければ良いというわけでもありません。感受性が高すぎると「肩当てが気持ち悪い」というストレスを抱えたままバイオリンを弾かなくてはなりません。私もそうでした。

 

肩当てが気持ち悪く感じないことに、こしたことはありません。肩当てが気持ち悪い、合っていないと一旦思ってしまうと、ずっと不快感を抱えながらバイオリンを弾くことになります。

 

終わりのない肩当て探しの旅にはまってしまうこともあります。ちょっといいかも、と感じる肩当てに出会っても、あくまで比較級であって、決定打には出会えません。

 

そんな中で、HAYATEは少し次元の違う肩当てです。
音大でバイオリンを専攻された大阪梅田クロサワバイオリンの青木店長も、これまでとは次元の違う肩当てだと感じた、だから取り扱いを決めた、とおっしゃっていました。

 

WOLFの Super Flexible をご存知の方、お持ちの方は、あれのもっと軽量でフィットするもの、とお考えください。

 

 

肩当て過敏症は、初心者さん経験者さんに関係なく、バイオリンを弾くための身体感覚が高い方にみられます。

 

バイオリンを弾くには繊細な肉体のコントロールが必須です。だから「過敏」であることを克服して、「繊細さ」だけ残せればいいのです。

 

そのためには、意識を使って体を整えて鍛えていくこと(足し算)と、過敏さを増幅してしまう外的要因を減らすこと(引き算)の両方が必要です。

 

15年前どん底だった私の体調は、なにかに掴まらないと真っすぐ立って歩けないくらいで、肩当て過敏症も相当ひどいものでした。しかしここ10年の取組が功を奏し、よくなってきています。

HAYATEを貸し出し用バイオリンに付けて、自分のバイオリンにKUNが付いていることを忘れたまま、30分ほど練習していたこともあります。



HAYATEを手に入れられるのは、

①クロサワバイオリンの大阪梅田店、オンラインショップ

②十字屋 イオンモール久御山店

③製作者さんのネットへの出展

 

実店舗もネットも、在庫切れの時があります。

 

クロサワバイオリン大阪梅田店、肩当てや松脂などの選択肢が多く、バイオリン・ビオラの肩当てを試弾するのにお勧めの店舗です。バイオリン肩当てHOMAREも試せます。お皿の部分をなくした顎当てコンフォレスト(COMFO REST)もあります。

 

一般的な肩当てより取り扱いが難しい(と言っても見たまんまの機構です。工作が得意な人なら問題なし)のですが、クロサワバイオリン大阪梅田店なら調整方法を親切に教えてもらえます。今後こんな進化をする予定、などの情報も聞けます。(十字屋イオンモール久御山店は取り寄せてもらえるだけです。)

 

場所は大阪駅前 第4ビルの1階にあります。
大阪駅前 第2ビルの2階には、クラシックの楽譜専門店 ササヤ書店 もあります。この界隈に来たらハシゴするといいです。

 

 

昨今、バイオリンも付属品も教本もネットで買う生徒さんが多いのですが、実店舗へ足を運べるなら実店舗で買うのが私のお勧めです。


バイオリンは木でできていますから1点1点違います。付属品も教本も店舗へ行けば、目的のものとは別に、おや?これはなんだろう?と自分の知らないものに出会えます。そして自分の知らないことを知ってそうな店員さんと喋ってきます。

 

もちろんなんの収穫もないことだってあるし、ネット上でも知らないモノに出会ったり、知らない人の話を読んだりできますが、物質的に対面することは情報の質が違います。

 

バイオリンを弾くには「肌触りの感覚」「3D感覚」が重要ですが、ネットではそういう感覚が育ちません。

 

 

 

HAYATEは手に取って見たらわかりますが、いくつかのシンプルなパーツの組み合わせでできています。

 

私が手に入れた2021年のモデルは、まだ発展途上のように感じました。実際、2022年始めに梅田へ買いに行った生徒さんのモデルは、私のものよりグレードアップしていました。

(2023年に入って買った生徒さんのものは、高さの調整が更にきめ細かくできるようになっています。)

 

既存のブリッジ型肩当てに不満な過敏症さんは、肩当てを眺めては「ここがもうちょっと〇〇だったらいいのに」と幾度となく思っていることでしょう。私もそうでした。HAYATEはその辺のカスタマイズ度が高いです。

 

HAYATEは肩当ての幅が自由に変えられ、パッド部分のたるみ具合が好みに調整できます。また肩当ての高さも、何段階かに調整することができます。

 

またそれぞれのパーツが独立しているので、どこかが壊れてもその部分だけ交換すればよく、丸ごと買い直す必要がありません。

 

難点を言えば、肩当ての最大幅があまり大きくありません。幅が大きめの楽器に、肩当てを深めに取り付けることはできません。しかし高さを低めにして調整することはできます。

 


ここまでこだわったバイオリン肩当てを作った製作者さんは、当然バイオリンを弾かれるのでしょうね。どんな方なのでしょう? HAYATE以外にも色々な付属品の開発をされているようです。

 

ビオラや分数バイオリンの肩当ても、ぜひ作って欲しいです。ビオラや分数バイオリンは、大人用バイオリン以上に、巷によい選択肢がありません。

 

分数バイオリンでKUNの高さがダメな子は、手持ちのセンパープリムス(生産終了)を貸し出したり、mucoの肩当て(大変手に入りにくい)、ブリッジ型がダメな場合はパッド型で合うものを探します。

肩当て無しで弾いている子もいます。

いずれにしても納得できない肩当てでは、演奏フォームを良くすることに集中できません。

 

KUNの肩当てに違和感を感じない生徒さんが、バイオリンに対して肉体的に才能があるかといえば、そうでもありません。「肌触り感覚」がないため気持ち悪くないケースもあれば、肉体のエネルギーが高いため気持ち悪くないケースもあります。

 

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